握力低下の原因は2つ!病気かも?わかりやすく解説

メタ坊
最近、握力が弱くなった気がする…

トレーナー
それは心配だね…

メタ坊
なにか原因があるのかな?

トレーナー
今回は、それをチェルキーくんに聞いてみよう


ども、著しく握力低下で悩んだことがあるチェルキーです。
握力が低下するととても不安になりますよね…人によってはペットボトルの蓋が開けられなくなるほど弱くなるケースもあるようです。

私の場合は、私が握力が弱くなったのではなく、私が担当していた揉みほぐし専門の整体師さんとの面談の際、
『握力が弱くなった…』と相談されたんですね。握力が低下していて、仕事にならない…とぞっとするような様子で悩んでいました…

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握力は健康のバロメーターでもありますので、ただの筋力低下かな?と軽く考えず、きちんと対策することが大切なんですよ。

そして、握力が低下する原因はとある2つに起因するようです。



握力低下の2つの原因



握力低下で考えられる原因2つは、

  1. 神経を圧迫している場合

  2. 筋膜に異常がある場合

これらによって生じる体への不具合で握力低下が起こるようです。例えば、最初にあげたスタッフさんの場合は、2のケースで、筋膜に異常があることで握力低下が起こってしまったようでした。

メタ坊
握力低下が仕事に支障をきたす場合もあるんだね




神経を圧迫している場合



神経を圧迫している場合は、握力低下というより、ほぼ『麻痺』している感覚になるようです。なので極端に握力が低下したように感じるでしょう。またこの場合の症状として、

  • 尿意があるのに排出が意識してできなくなり、失禁する膀胱直腸障害

  • 細かい指だけを使うような作業が困難になる巧緻(こうち)運動障害
といった障害が見られることもあります。

そして、神経が圧迫されての握力低下の場合、手術が必要と診断されることも多いようですが、手術をしたら『確実』に改善する…というわけでもないようです。

ええ!怖い!と感じるかもしれませんが、神経の圧迫が原因であることはあまりなく、基本的には筋膜の異常であることが多いようです。なので、神経が圧迫されているか?を疑う前に、まずは筋膜の異常を疑ってみましょう。

トレーナー
神経が圧迫されるケースが多いのは、高齢者になってからのようだよ。それでも少ないことらしい。



筋膜に異常がある場合



血行不良などが原因で筋肉が硬くなってしまい握力が低下するケース。これを専門用語でいうと、筋膜性疼痛症候群といい、筋膜性疼痛症候群とは、筋肉が収縮し硬くなってしまい、それに伴い痺れや、時には痛みも感じる症状のことを言います。

神経を圧迫しているのではなく、筋肉が固まっているわけなので、

  • 首を左右にふったり、上下にふることで痛み、動かしづらさを感じる

  • 神経は圧迫されていないので尿意を催しても、普通に排泄できる

状態のようです。



対策としては、まず首、肩、目の負担となるようなことは控えましょう。

  • 姿勢が悪い…特に猫背

  • 長時間、同じ姿勢でいることが多い

  • 長時間のスマホ・PC使用による目の酷使

  • ストレス過多

これらに気をつけ、筋肉がこり固まらないように心がけることが根本的な対策となります。

メタ坊
僕はこれだろうなぁ、ずっとスマホでゲームしたり、動画見てるや…




ただ現状、首肩が張っている方がほとんどでしょう…そういう方は、筋肉をほぐす対策も合わせて行いたいところ!

  • お風呂に肩まで浸かる

  • 肩回しなどストレッチ

  • ジョギング、水泳など有酸素運動

  • ソフトな揉みほぐしを受ける

  • ストレス発散を行う

トレーナー
僕はこれ全部やってるなぁ

メタ坊
(さ、さすが、健康オタク…)僕は、全部やってないな…シャワーばかりだから、お風呂に浸かるくらいはやろうかな…




病院でできるものとしては、トリガーポイントに注射をうって筋肉を緩めることもできますので、こちらを検討されたい方はお医者さんと相談してみましょう。


日本人のたいていの人は姿勢が悪いこと自覚しており、そうはいっても治らないんだよね〜と感じている人も多いことでしょう。ただ姿勢の悪さは様々な体への不具合に繋がります。痺れ、握力の低下ですんでいるうちに改善することをおすすめします。




握力は健康のバロメーターです。握力低下の原因が、神経が圧迫された場合でも、筋膜に異常がある場合でも、確実に治る…とは言えませんが、症状の早期段階にきちんと対策をすれば改善するケースが多いようなので、あれ?おかしいな?と感じた時は、対策をこうじるようにしましょう。症状が悪化することは食い止めたいですよね。

冒頭のスタッフさんは、勤務日数を減らし、首肩の張りを改善することで、2,3ヶ月後には通常勤務に戻ることができました。早めの対策がよかったんでしょうね!



注意:この記事は知識を得るためのものであり、効果を保証するものではありません。


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