筋トレは飲み会の翌日前日どっちがいいの？科学的根拠のもと徹底解説

筋トレを頑張っている人にとって、飲み会は厄介な存在でしょう。もちろん、お酒が好きであろうが、そうでなかろうが、行かなければならない飲み会、行きたい飲み会はあるものです。
ただ、せっかく筋トレを頑張って痩せたとしても、飲み会が続けば戻ってしまうようなら、やってられません。今回は、筋トレを頑張っている方のために、筋トレと飲み会にまつわる情報をシェアしようと思います。

この記事を読めば、

• 筋トレは飲み会の翌日前日？いつやればいいの？
• 飲み会の時のお酒の適量とは？

がわかりますよ！ぜひ参考にしてくださいね。

筋トレは飲み会の翌日前日？いつやればいいの？

結論としては、筋トレは飲み会の前日がいいかと思います。（飲む量によっては、気にしなくてもいい。）それは何故なのか？イタリアのパレルモ大学の研究をご紹介しましょう。

お酒とトレーニングの関係を調査した研究

2014年にイタリアのパレルモ大学で行われた研究は、なんと137件もの過去に行われたアルコールに関する実験を精査されたもの。この膨大なデータから、

• お酒を飲むと筋肉の増加率が下がる
• お酒を飲むと力が出にくくなる

ということがわかりました。1つずつみていきましょう。

お酒を飲むと筋肉の増加率が下がる

具体的には、お酒を飲むことで筋肉の増加率がおよそ48時間もの間、20%下がるようです。つまり、今日の晩に飲み会があったとすれば、3日後にならないと筋肉の増加率が元に戻らないと考えられるわけですね。
なので、飲み会の前日に筋トレをしておけば、少なくとも1日はアルコールの影響を受けない日が設けられます。また、筋肉の増加率だけでなく、筋トレの質にも関わってくることがわかりました。

お酒を飲むと力が出にくくなる

体重1kgあたり、1gのアルコールを摂取することで、60時間に渡って筋力が低下してしまうそうです。つまり、力が出にくいわけなので、いつもより力が出せずに、筋トレの質が悪くなりやすいということですね。高負荷で筋トレをしている人にとってはかなり嫌な状態です。

これら2点を踏まえると筋トレはお酒を飲んでから行うのは、非効率で飲む前までには筋トレをしておくほうが望ましいことがわかりますね。とはいっても、筋トレの日を変更できないような人もいるでしょう。そのため、どれくらい飲めばトレーニングに悪影響があるかも知っておけばいいですよね。次の章で解説しましょう。

どれくらいお酒を飲むと悪影響があるのか？

論文によると、体重1kgあたり0.5gの飲酒量に抑えた人は、アルコールの悪影響が出なかったんだとか。そして、1kgあたり1gの飲酒をした人はダメージがあるそうです。そのため、飲み会の日によって筋トレする日を変えられない、変えたくない人、または、筋トレに悪影響を出したくない人は、体重1kgあたり0.5gのアルコール摂取量に抑えるといいでしょう。


とは言っても、お酒が好きな人の場合は、2杯なんかでは全然足りないでしょうから、筋トレの前日には筋トレをしっかりして、たまの飲み会なら気にせずに飲む。連日なら、控えめにする日も作る…といったところが現実的でしょう。

飲み会での食事について

筋トレをして体づくりをしている人からすると、お酒以外にもつまみとして頼む居酒屋メニューも曲者ですよね。チートデイでもないのなら、カロリー過多は避けたいところ。とはいえ、カロリーを気にしながら食べていると、一緒にいる人に不快感を与えてしまったり、自分自身も我慢しないといけなかったりと楽しめなくなってしまいます。なので、私チェルキーもやっているシンプルな方法をご紹介しましょう！

それは単純に飲み会の日は飲み会の時だけカロリー摂取するようにすれば問題ありません。つまり、1食だけにするのです。そして、飲み会の日を1食にしても、カロリー過多というなら、翌日の摂取カロリーで調整すれば問題ありませんよ。

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飲み会の前日には筋トレでしっかりと追い込んで、飲み会当日はカロリーを飲み会の食事まで取らない。そして、アルコールのダメージがなくなってくる飲み会から3日後以降に、次の筋トレする日をもってくる…。こうすることで、飲み会の悪影響を最小限に抑えて、筋トレでボディメイクすることができると考えられますよ！