メタ坊
パスポートってどれくらいで発行できるのかな?費用とかさ…
トレ男
お、ついに海外デビューするのかい?
メタ坊
うん、そうなんだけど、パスポートって発行するのに時間がかかるイメージがあるよ
トレ男
ケースバイケースみたいだよ。詳しいことはチェルキーくんに教えてもらおうか
どもチェルキーです。パスポートの申請から受け取りまでは、どれくらいかかるのでしょうか?海外に行くことになったら知っておきたい情報ですよね。また、そういった手続きには当然必要な書類が色々とあります。
今回は、
- パスポートの発行にかかる時間
- パスポート発行にかかる費用
- パスポート発行に必要な書類
また、私個人の体験だけでは不確かかなと思い、より正確な情報をお伝えするために、専門知識を持つ方に話を聞いてきました。
その方は、
- 8年間旅行業界に勤務
- 世界20カ国以上の国を旅行
これからパスポートを申請する方にとって、絶対参考になる話かと思います。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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パスポートはどれくらいで発行されるの?
ズバリ最短だと6日です。
もう少し丁寧にいうと、パスポートの発行にかかる平均的な時間とは、「申請が受理された日から起算して6日」と覚えておきましょう!
ただし、申請が受理されると言うのは、窓口に必要書類を持っていき、受取ってもらえた日と考えてください。
ここで気をつけなければならないのは、6日の中には土日や祝祭日は含みません。
そのため、連休前などに申請をした場合には、通常より長く日数かかかることを念頭において申請に出かけてくださいね。
また、あくまで基本的には…最短では6日であるというお話。
何が言いたいのか?というと、年末年始は、申請窓口や旅券センターも営業休止していることがほとんどなので、この時期は注意が必要。
6日というのはあくまで、窓口が混み合っていない場合の目安になる時間です。
実際にセンターに問い合わせると…:
私が最寄の旅券センターの方から聞いたところによると、
もしそのような時期に、急ぎで申請をしなければならない場合には、1日でも早く手続きをしましょう。
さらに、地方にお住まいの方で旅券センターではなく、旅券コーナーのような簡易的な窓口で申請をした場合には、パスポートの発行には8日~10日ほど時間がかかるので、それも気をつけなければいけません。
私が最寄の旅券センターの方から聞いたところによると、
- ゴールデンウィーク
- お盆
- 年末年始の大型連休
もしそのような時期に、急ぎで申請をしなければならない場合には、1日でも早く手続きをしましょう。
さらに、地方にお住まいの方で旅券センターではなく、旅券コーナーのような簡易的な窓口で申請をした場合には、パスポートの発行には8日~10日ほど時間がかかるので、それも気をつけなければいけません。
これらのことを考え、また何カ国も旅行をし、かつ、旅行代理店で働いていた方の経験則も含めると、
パスポートは使う予定の1ヶ月前には受け取りができている状態が望ましです。
つまり、基本的には2ヶ月前〜1ヶ月半前くらいでパスポート発行手続きにとりかかるのがベストでしょう。ただし、どこの国に行くかにもよったりするので、一概には言えない部分もあります。
有効期限があるので、少しでもギリギリに作っておきたいと思う気持ちはよ〜〜〜〜く分ります。
ただ出発日までにギリギリパスポートができるというのも落ち着きませんし、間に合わないなんてことになったら最悪です。行くことが決まった時点で、サクッと作ってしまいましょう。
メタ坊
げげ!もう間に合わないかも!
トレ男
落ち着いて、早く作れる可能性はまだあるよ!
急ぎでパスポートを発行したい場合:
パスポートを使う日が近づき、確認したら有効期限はとっくに過ぎていた!という人もおられるでしょう。
地域によっては、早期発給制度を導入しているところがあり、別料金を払えば3日で発行してくれるところもあるようです。
そうでない場合に、急ぎでパスポートが欲しい場合、海外で何らかの災害や事故があったなどの非常時でなければ無理のようです。娯楽、自分の仕事…という内容では諦めて普通に発行して神頼みをするしかないようです(^_^;)
パスポートを使う日が近づき、確認したら有効期限はとっくに過ぎていた!という人もおられるでしょう。
地域によっては、早期発給制度を導入しているところがあり、別料金を払えば3日で発行してくれるところもあるようです。
そうでない場合に、急ぎでパスポートが欲しい場合、海外で何らかの災害や事故があったなどの非常時でなければ無理のようです。娯楽、自分の仕事…という内容では諦めて普通に発行して神頼みをするしかないようです(^_^;)
メタ坊
僕の住む地域は制度があったよ
トレ男
よかった!急いで申請だ!
次に気になるパスポートの発行費用についてお話していきます。
パスポート発行にかかる費用
費用は次の通りです。
10年間有効なパスポート:16,000円
5年間有効なパスポート:11,000円
こちらの金額は手数料の2,000円を含んだもの。
そして、少し面倒なのですが、
『支払は基本的に現金ではなく収入印紙』となります。ただし、自治体によっては手数料を現金支払と定めていることもありますので、ご利用の窓口で必ずご確認ください。
この支払は、申請時でなく受け取りの際でOK。支払い方法や、収入印紙を販売している場所などはその時に教えてもらえるので、ご安心ください。
メタ坊
収入印紙なんて買ったことないや
トレ男
切手買うようなものだから簡単だよ、安心して
12歳未満のお子さんの場合:
5年のパスポートしか申請できませんが、手数料を含んで6000円となっています。家族旅行の前に少しでも費用をおさえたい時には助かりますね!
5年のパスポートしか申請できませんが、手数料を含んで6000円となっています。家族旅行の前に少しでも費用をおさえたい時には助かりますね!
パスポートの発行にかかる時間と費用はわかりましたが、次に心配になるのは、どういった書類を揃えればいいかということですね。
次に必要な書類と入手方法をみていきましょう。
パスポートの申請に必要な書類は?
- 一般旅券発給申請書(1通) パスポート申請の窓口でもらい、その場で記入できます
- 戸籍謄本(または戸籍抄本)(1通) 申請日の6ヶ月以内に取得したものであることが条件です
- 住民票の写し(1通) 申請日の6ヶ月以内に取得したものであることが条件です
- 写真(1枚) 必ずパスポート申請用の規格で撮影したものにしましょう。申請費の前6ヶ月以内に撮影したものであることが条件です。
- 本人確認書類 マイナンバーカード、運転免許書なら1点だけで確認が可能です。しかし健康保険証では他の証明書なども必要になってくるので、注意です。
そして、本籍が今お住まいの都道府県ではないという場合もあるかと思います。
本籍地が遠方の場合:
その場合は、本籍のある役所でないと発行できないので、なおさら時間がかかります。すぐに出向いていけるような距離なら問題はありませんが、遠方だと大変です!
そういった場合には、郵送で取り寄せをすることができますが、どのくらい時間がかかるかは自治体によって異なりますので、必ず調べておきましょう。
その場合は、本籍のある役所でないと発行できないので、なおさら時間がかかります。すぐに出向いていけるような距離なら問題はありませんが、遠方だと大変です!
そういった場合には、郵送で取り寄せをすることができますが、どのくらい時間がかかるかは自治体によって異なりますので、必ず調べておきましょう。
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ちなみにパスポートの申請については、代理申請も可能です。しかし、受け取りは必ず本人が行かなければなりません。
パスポートを使う予定がある日までに、確実に受取れるようにスケジュールを立てておきましょう。
メタ坊
うわー、こんなにあるのか!早く作っておけばよかった
トレ男
書類不備の可能性も考えれば早く作っておけば良かったって思うよね
また、使用できない写真をとってしまい撮影代を無駄にしないよう…パスポートに使用できる写真について、もう少し補足しておきます。
外務省HPから引用です。
パスポート申請用写真に関する規格や注意事項につきましては、以下のとおりです。
- 申請者本人のみを撮影したもの
- 6カ月以内に撮影したもの
- 正面、無帽、無背景
- 縦45ミリメートル×横35ミリメートル(ふちなし)
- カラーでも白黒でも可
- 鮮明であること(焦点が合っていること)
- 明るさやコントラストが適切であること
- 影のないもの
- 顔の縦の長さは、写真縦の70~80%(34±2ミリメートル)であること
- 背景と人物の境目がはっきりしていること
- 眼鏡のレンズに光が反射していないこと
- 平常の顔貌と著しく異ならないもの(例えば、口を開き歯が必要以上に見えているものは不可)
- 前髪などにより、目などの顔の器官や輪郭が隠れていないこと
- ヘアバンドなどで頭髪を覆っていないこと
- 変色していないもの、傷や汚れのないもの
- デジタル写真の場合、ジャギー(階段状のギザギザ模様)がないもの
- デジタル写真の場合、写真専用紙等を使用し、画質が適切であること
外務省HP『パスポート申請用写真の規格(平成28年4月20日更新)引用
また、気をつけていただきたいこととして、パスポートの写真に関しては、輪郭やメガネの他に前髪が目にかからないようにする必要があります!
外務省HPの写真規定を読んでも気づきにくい部分であり、ありがちな痛恨のミス!
写真を取るために、時間もお金も使っているので無駄にしないよう、規定通りの写真を撮りましょう。
メタ坊
写真の時はピアスやアクセサリーなんかもつけないほうがいいのか…
トレ男
そうだね、全部外しておいた方が無難だよ
さて、では、女性からよく聞かれる質問を最後にシェアしておきます。旦那として知っておくべきことでもありますので、男性の方も確認しておきましょう。
結婚で苗字が変わった!パスポートはどうする?
女性でよくあるのが、ハネムーンのためにパスポートの申請をするという場合。今回お話を聞いた方も長い間、旅行会社に勤めていたのでよく友人から質問されたそうです。
こういった時には、2通りの選択肢があります。
まず、初めてパスポートを申請する場合には問題ありません。入籍後(苗字が新姓になった状態)に、さきほどご紹介した書類を揃えて申請するだけ!
とってもシンプルなので、混乱はありませんね。
複雑なのは、すでに有効なパスポートを持っている方が名前の変更をした場合。
結論から言うと、結婚しても無理にパスポートの名前を変更する必要はありません。
有効期限がまだまだ残っているようなら、そのまま使ってもなんの問題もありません。ただ、せっかく結婚したのだからパスポートの名前も新姓にしたい!という女性は多いですし、変えておいた方がいいとも思います。
そういう方は、切り替え申請をすることで、パスポートの名前を変更することが可能。
その場合には必要書類は、新規の申請と同じですが、現在持っているパスポートを必ず持参してください!
考え方としては、今もっているパスポートを返却して、パスポートを書き換える形になります。そのため有効期間が延びるわけでもありませんし、氏名の変更をしている間は、もちろんパスポートを使うことができません。
中途半端な時期にパスポートの申請をしたり、切り替えをすると手数料や手間が必要以上にかかることがあるので、時期をしっかり選びましょう!
メタ坊
僕の将来のお嫁さんに教えてあげないと!!
トレ男
そうだね、でも、まずは彼女を作ろうね…
パスポートの申請についてまとめると…
- 申請から発行までにかかる時間は約6日 1ヶ月半前には発行手続きをするのが理想。
- 費用は10年用なら16,000円、5年用なら11,000円 初めてなら5年で十分。
- 苗字が変わっても、すぐに変更する必要はない
パスポートはゆとりを持って作成し、海外に行く日を心穏やかにワクワクしながら迎えましょう!
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