パスポートを結婚後そのまま旧姓で使用した時のデメリット３つ大公開

ども、海外旅行大好きなチェルキーです。パスポートは結婚後もそのまま旧姓で使用できるのか？

普段使わないものなのでついつい後回しにしがちですが、いざ使う場面がくると不安になりますよね。

ただ心配はいりません。パスポートは旧姓のままでも使用することができます。


では、パスポートは旧姓のままにしておいても問題ないのでしょうか？

ズバリその答えは、問題はありませんが、そこにはデメリットも生じてきます。

そのデメリットを認識せずに旧姓のパスポートで海外旅行に行くと、旅行が台無しになる危険性があるのです。

今回は、旧姓のパスポートを使用するデメリットや気をつけるべきことなどをご紹介していきたいと思います。

このデメリットを認識して気をつけていれば、旧姓のパスポートでも問題はありません。

ただデメリットのことを考えると、結婚の前後にパスポートの使用予定がないという方は、パスポートの氏名を変更しておくことが望ましいと考えられます。


その理由も含め、詳しく解説していますので、

• 旧姓から結婚後の名字に更新するかどうか？迷われている方


• 旧姓のパスポートで海外旅行に行くことになっている方

は、ぜひこの記事を最初から最後までお読みいただき、参考にされてください。


それではまず、パスポートを結婚後も旧姓で使用した場合のデメリットから解説していきましょう。

パスポートを結婚後も旧姓で使用した場合のデメリット３つ

旧姓のままのパスポートを使用して、海外に行く場合のデメリットは、ずばり３つ。

1つずつ、その理由を詳しく解説しながらみていきましょう！

クレジットカードが新姓になっていると身分証明にならない！？

結婚に伴い、氏名の変更をするものって意外とたくさんありますよね。その一環でクレジットカードの名義も変更されているでしょう。

そのクレジットカードを使って、海外で買い物をする場合に、トラブルの可能性が・・・

なぜかというと、海外でクレジットカードを利用する場合に、身分証明書の提示を求められる場合があります。

そんな時、唯一の身分証明書であるパスポートがクレジットカードの名前と違っては証明にはなりません！

ビザの手続きが面倒！

結婚後、一番最初にパスポートを利用する機会と言うのは、やはりハネムーンですよね。

今でもハネムーンというとハワイをはじめフロリダやカルフォルニアが人気です。

しかしアメリカに渡航するには、ESTA（エスタ）という電子ビザの申請が必須。

これは１度申請すると２年間は有効です。

申請は有料なので、そう何度も申請しなおす方はいませんが、ハネムーン後にパスポートを更新し、またアメリカに行こうと思ったら、ESTAを取り直さなければなりません。

これはアメリカだけでなく、カナダも同じシステムを取っています。




その他の国でも、１回の申請で有効期限内は利用できるビザを取っていても、新姓に変更したら即刻無効になります！

お仕事柄、海外出張がある女性はこのあたりに配慮してパスポートの更新をする必要がありますよ。

海外旅行が好きな方も気をつけましょうね。ビザの申請は観光ビザであっても面倒ですから・・・

旦那さんと同一グループと見なされない場合がある！

ハネムーンで旧姓のパスポートを利用する場合に、航空券の予約は必ずパスポートに記載の氏名で取る必要があります。

航空券を自分たちで手配している場合は別ですが、旅行会社に頼んでいる時には、注意が必要。

オーバーブックや機材変更の理由で、航空機の座席並びが変更される場合、名字が同じだとカップルと見なされ隣同士の席を割り振られます。

しかし、名字が違っていると、稀に他人と見なされ席がバラバラになってしまうことが・・・

せっかくのハネムーンなのにバラバラに座るなんて、楽しい気分が台無しになってしまいますよね。

これを回避するには、交渉するしかないので至難の業です。

旧姓のパスポートを使うときに注意すべきことはある？

デメリットはあるものの、旧姓のパスポートで海外に出かけること自体はなんら問題はありません。

しかしやはり、気をつけないといけないポイントもあるので、これだけは押さえておきましょう！

ポイント1:航空券の手配が済んでからパスポートを変更しないこと！

航空券の予約は早々に済んで安心！と思いながら、時間ができたのでパスポートの変更もしておこう♪ということは絶対にいけません！

すでに旧姓で予約をしているならば、氏名の変更はリスク。航空機の混雑状況によっては、氏名変更を受け付けてくれない場合もあるのです。

その場合、予約してある席をキャンセルして新規予約することになるので、席が取れなくなるなんてこともあります。

海外旅行直前にはパスポートを更新しないほうが無難です。

ポイント2:海外旅行保険の名義に注意

これはハネムーンに限ったことではありませんが、海外旅行保険に加入する際は保険申込書の契約者と被保険者の氏名に注意しないといけません。

簡単に言うと、契約者欄には新姓、被保険者欄には旧姓で記入しましょう。

なぜなら、契約者の名前で契約書や郵便物が作成されるので、受け取りに間違いがないようにしておく必要があるためです。

また、万が一海外でケガや病気をして病院にかかることがあれば、保険証書に記載の被保険者とパスポート名が一致している必要があります。

保険加入の際は代理店や受付で、再度確認してから記入するようにしましょう。

新姓のパスポートに変更するには？

パスポートを新姓に変更したいという時には、どのような手続きが必要なのかもご紹介しておきます。

必要な書類はこちら

• 一般旅券発給申請書


• 戸籍謄本（または戸籍抄本）


• 旅券用の写真


• 本人確認書類（免許証など）


• いま持っているパスポート

この書類を持って、最寄の旅券センターや窓口に行きましょう。


パスポートを結婚後そのまま旧姓で使用するかどうか迷われている方への当サイトでのアドバイスは次の通りです。

結論：

---

旧姓のパスポートを使うことはできますが、デメリットも出てくるということですね。

• クレジットカードを新姓に変更している場合は注意！


• 航空券の予約後のパスポート変更はしないこと！


• 海外旅行保険に加入する場合の氏名の記入は新姓と旧姓を使い分ける

旅行会社に勤務し、添乗員経験のあるTさんは、職業柄、旧姓のパスポートで海外に行く方をたくさん見て来られたそうです。

ただ、今回書きまとめた点に気をつけていれば、大きなトラブルに発展するということはなかったそうですよ。

これから結婚や海外旅行の予定がある方は頭に入れておいて損はありません！