目が日焼けして充血した時のケアはどうすれば良いのでしょうか?
目も紫外線を浴びると日焼けして、充血します。他にも、目がしょぼしょぼしたり、痛みを感じる人もいるでしょう。この状態はとても煩わしくて辛いですよね。
私チェルキーは中、高が陸上、大学はアメフトとスキー…と外でやる部活動やサークルだったため、目の日焼けに苦しめられた経験もあります。
目に不調が出て思うのは、目って本当に大切だなって思いますよね。目が不調だと起きて目を開いている間中、苦しめられることになるんですから…
目が日焼けして充血した場合は、迅速にケアをして上げることで症状が和らぐ確率が高くなるでしょうから、この記事を参考に実践してみてください。
次の順番で解説しています。
- 目が日焼けして充血した時にしてほしいケア方法
- 目の日焼けによる充血を予防する方法
- 目の日焼けでなる『病気リスク』
スポンサーリンク
日焼けして目が充血した時のケア方法4選
目の日焼けをそもそもしたくないわけですが、部活動や外回りの仕事をしていると、避けられないことですよね。しっかりケアを行って、目を大切にしてあげてください。
グリチルリチン酸二カリウムやイプシロンーアミノカプロン酸、塩酸テトラヒドロゾリンなどの成分が入った血管収縮剤を配合されているものにしてください。
これらは炎症を抑える効果があるものです。また、栄養成分としてビタミンやタウリンが配合されているものがあれば、なお良いそうです。
ただ注意点として、いくら充血を早くなんとかしたいと思っても、1回1滴で十分です。目薬は1回1滴が適量になるように計算されて作られているので、素人判断で2滴さしたりすると逆効果。
目薬のさしすぎは、目の表面にある油分などの層を乱してしまい、正常な状態を乱す原因にもなりかねません。
目薬は1回1滴で、お医者さんお指示がない場合は、1日に6回までに押さえましょう。(あと古い目薬は使わない。)
私は、部活の試合がある日なんかは、水を凍らしたペットボトルを持参していましたが、それを目に当てたりもしました。
ただペットボトルだと気持ちよく目に当てられないので、小さいミニタオルを目に当てる用に持参して、それに氷水を垂らして作ったものを目に当てていましたね。
眼科医の先生のお言葉も引用しておきますね。
冷水で冷やしたタオルなどを目にあて、冷却するとよいでしょう。冷たい刺激によって拡張した血管を収縮させ、充血を改善する効果があります。目を冷やすことは疲れ目の解消にも効果的です。引用:self doctor.net
スポンサーリンク
また、『なんとなくスマホ』『なんとなくテレビ』を見ることはせず、不要なものは見ないようにして、目を休ませてあげてください。
スマホやテレビが受ける光の刺激は目に好ましいものではありません。
また、外回りのお仕事をされていて、目が日焼けして充血していると感じている方で、パソコン仕事も多い方は、20分おきに6m離れた先を20秒間見るようにしてあげてください。目の緊張をほぐせます。
目の保護が期待できるルテインを含んだブロッコリー、かぼちゃ、ほうれん草。
疲労に打って付けの成分が「ルテイン」です。緑黄色野菜などに含まれる色素で、有害な光から目を保護するほか、加齢による目の病気に対する効果も期待されています。
ルテインはカロテノイドと呼ばれる天然色素の一種で、黄色の色素です。ほうれん草、ブロッコリー、キャベツなどの緑黄色野菜や豆類、マリーゴールドなどの花、アオサなどの藻類、卵黄に含まれています。引用:ルテイン | 目の健康成分
目の調子を整えてくれる効果が期待できるゼアキサンチンを含む、ほうれん草、パプリカ、ブロッコリー、とうもろこし。
ゼアキサンチンは、紫外線やパソコン、スマートフォンなどのブルーライトによって黄斑部がダメージを受けると、どんどん減少していってしまいます。その為、毎日きちんと補充しておかないと白内障や黄斑変性症などの病気にかかりやすくなってしまいます。引用:ゼアキサンチン | 目の健康成分
目の回復に効果が期待できるアスタキサンチンを含む紅鮭、桜エビ、甘エビ。
アスタキサンチンは眼精疲労だけでなく、紫外線のダメージが原因と考えられるさまざまな目のトラブル、黄斑変性症、白内障、網膜症、ブドウ膜炎などに対しても有効性が期待されています。引用:脳と目に効くアスタキサンチン
他の記事だとブルーベリーが良いよ!と紹介しているものもありますが、ちょっと怪しい…紫外線によるダメージをケアしてくれるのかは不確かでした。
「確かにアントシアニンには、抗酸化作用と、視神経の伝達物質であるロドプシンの再合成を助け、疲労を回復する作用があるので、目の疲れによる景色のかすみやぼやけなどの症状を改善する可能性はあります。ただしそれはあくまで一時的なもので、ブルーベリーをいくら食べても、視力自体が回復することはありません」
疲れた目には良いのかも…。(健康には良いのは確か。)
目の日焼けを予防して充血を防げ!
日焼けするのはある程度仕方がないにしても、なるべく日焼けしないような工夫はすべきでしょう。ダメージを受けてからのケアよりも、そもそもダメージを受けないことの方が効果は抜群でしょうからね。
目がパンダみたいになるからサングラスをしたくない!という人もいるでしょうね…そんな人には次の対策でどうでしょう?
ただ、当サイトのオススメとしては、つばの広い帽子を被って、サングラスをかけることですね…
コンタクト自体、目に良いものではありませんからね。
スポンサーリンク
紫外線が目に及ぼすとんでもない影響
紫外線が目に及ぼす影響として考えられる病気は、白内障(はくないしょう)、翼状片(よくじょうへん)、瞼裂斑(けんれつはん)、光線角膜炎(こうせんかくまくえん、雪眼炎)などのようです。
個別に簡単に解説すると、白内障は紫外線が水晶体に吸収されてしまうもので、若年層にもなってしまう人が増えているようです。
また、翼状片は、白目が黒目の中に入ってきてしまう病気。黒目と白目の境目が壊れてしまうとそうなってしまうんだとか…恐ろしい…。
そして、瞼裂斑は、目のたんぱく質が分解されて変色したり、隆起する病気で、充血もしますし、目に異物があるように感じるそうです…絶対なりたくありませんね。
最後に、光線角膜炎は、紫外線によって角膜が炎症を起こして、目が真っ赤になる病気。雪山に行って目が痛くなるのも、この光線角膜炎である可能性があるようです。
充血しているのは、ただ目が真っ赤になって見た目が悪いだけではすまないかもしれないので、ちゃんと目のケアを行いましょうね。
—2018年5月10日追記—
長袖長ズボンなどで日焼け対策をしていたとしても、目が日焼けすると脳が反応して日焼けするそうです。(動物実験の段階ではあります。)
つまり、肌の露出を抑えて日焼け対策をしていたとしても、目の日焼け対策を怠っているのは、『頭隠して尻隠さず』という状態。
ごついサングラスをかけるのも、UVカットのサングラスをかけるのも嫌な方は、ユニクロなどで売っている黒くない薄く黄色がかったサングラスもあるので、そちらを活用されるといいかと思います。
また目を日焼けすると、疲労してしまうようで、ランニング選手などスポーツ選手がサングラスをしているのも、眩しいのを防ぐためという理由もありますが、疲労予防のためでもあるんだとか。
目が日焼けして充血した時のケアについて解説しました。炎症効果を抑えるような目薬に、目を冷やしたり、目に良い食事を取ること…
また、日焼けするのはしょうがない…と紫外線を受け入れるのではなく、なるべく目に日が当たらないように小さな工夫もコツコツと実践することが大切です。
日焼けして目が充血しても放置することは見た目も悪ければ、目の健康にとってもよくないことなんですね。
目は死ぬまで一生大切にしたいものですから、もし充血が続くようでしたら、眼科を一度受診されることを強くオススメさせていただきます。
健康な目でいることは、このサイトのテーマでもあるクオリティオブライフ(QOL)にも大きく関わることです。目を大切にしましょう。
ちなみに、全く太陽の光を浴びないのは不健康なので、5分程度は浴びましょうね!
スポンサーリンク