炭酸水は健康に良い!と聞き、健康のために、特にダイエット目的で飲み始める方もいるかと思います。
実のところ、私もそのうちの一人です。
炭酸水を飲むと一時的にしろ、お腹が膨れて食べ過ぎを防いでくれますし、健康にまでいいなんて、なんて素敵なことだろう!と思いますよね。
しかし・・・
炭酸水が健康に悪影響を及ぼすと考える人もいるようです。
ええー、それはどういうことだ・・・
砂糖が多く含まれる清涼飲料水である炭酸飲料が健康に悪いのは明らかですが、果たしで、なぜ無糖の炭酸水が健康に悪影響を及ぼすと言われるのでしょう?
まずは具体的に、健康に悪影響を及ぼすと言われる5つの要素を見てみましょう。
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炭酸水が健康に悪影響を及ぼすといわれるモノ
・骨密度を下げる
・胃に負担がかかる
・腎臓に負担がかかる
・歯が溶ける
・太る
上に上げた5つが、炭酸水が健康に悪影響を及ぼすと言われているようです。
早速、一つ一つ見ていきましょう。
『骨密度を下げる』と言われる理由
炭酸水が健康に悪影響を及ぼすものの一つとして『骨密度を下げる』という意見もあるようですが、どういうことなのでしょうか?
これは2006年アメリカで行われた研究で、コーラを定期的に常飲した場合、ご高齢の女性で骨密度が少し現象したことから、炭酸飲料水は『骨密度を下げる』と言われるようになり、
そのまま、無糖の炭酸水でも『骨密度を下げる』だろうという意見が広まったのがこう言われている理由のようです。
しかし、その後の研究で、無糖の炭酸水で骨密度が下がることはないと証明されています。
『胃に負担がかかる』と言われる理由
炭酸水を飲むとゲップが出やすくなりますよね。
このとき、胃酸が一緒に上がってくるような方、いわゆる逆流性食道炎の方は、胸やけするなど気持ち悪くなる方もおられます。
他にも、胃酸過多症の方など、胃に問題のある方は炭酸水を摂取しない方がいいのです。
このように一部の方にとっては、胃の負担になるのは事実です。
しかし、あくまで一部です。
普通に健康な方が、炭酸水を飲んだら、逆流性食道炎になる!というわけでもありません。
炭酸水を飲んで、なんともなければ気にせず炭酸水を飲んでいいと言えるでしょう。
腎臓に負担がかかる
腎臓にとって、塩分の取りすぎは健康によくありません。
そして、炭酸水には塩分が含まれているため、健康によく無い。
という考えのようです。
しかし、ご存知かもしれませんが、たいていの炭酸水に塩分は含まれていませんし、含まれていたとしても少量です。
清涼飲料水の炭酸飲料を500mlも飲めば、塩分は結構摂取してしまうことになりますが、無糖の炭酸水において問題となる量では無いのです。
心配な方は成分表を確認して塩分を含まない炭酸水を選んでおけば問題ありません。
歯が溶ける
炭酸水が酸性であることから、歯が溶ける!という意見です。
アメリカの文献によると、炭酸水で歯が溶ける可能性は非常に低いとのことです。
これも清涼飲料水の炭酸飲料からのイメージで歯が溶ける!という意見が広まったのでしょう。
太る
なんと!炭酸水を飲むと太るという意見があるようです。
これは炭酸水を飲むことで、胃が刺激され、消化が促進し、食欲が増すため食べ過ぎに繋がる。
という意見のようです。
これは成分とかの話でも無いですし、実際に炭酸水を飲んで見て食べ過ぎてしまうと感じる人は、ダイエット目的で炭酸水を飲むのはやめた方がいいでしょうね。
ちなみに、私は食前に軽く炭酸水を飲む程度なのですが、お腹が膨れた感じがして、食べ過ぎるという感じでは無いですね。
まとめ
丁寧に見ていきましたが、無糖の炭酸水が健康に悪影響になる人というのは、
・胃に問題のある方
・飲むことで食欲が増す方
であり、たいていの方にとって、悪影響は無いようです。
むしろ、炭酸水は摂取することで、
疲労回復や、整腸作用、満腹感、美肌効果、血行促進などの効果が見込めるそうなので、
ダイエット目的でないにしても、日頃の飲み物として採用するといい飲み物と言えそうですね。
あなたも炭酸水を日常に取り入れてみてはいかがでしょう?
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