外胚葉系の特徴を大網羅!まずはその場で一発チェック

自分は外胚葉型(読み方 がいはいようけい)じゃないだろうか?と思って調べる人が多いようです。

実は私もあなたと同じく、自分がそうなんじゃないか?と思って調べました。この記事でカッチリまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

その場で一発チェックすればわかる診断方法も紹介しています。

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外胚葉型、中胚葉型、内胚葉型の3タイプ


まず、人間には、外胚葉型、中胚葉型、内胚葉型という3つの型があるということはご存知でしょうか。

簡単に相関関係をみてみると、

▼脂肪が増えやすい
内胚葉型>中胚葉型>外胚葉型

▼筋肉が増えやすい
内胚葉型>中胚葉型>外胚葉型

となります。

その中でも、『外胚葉型』の方は、その特徴をコンプレックスとして抱えてしまう人も少なくありません。

脂肪が増えにくいなら、こんな羨ましいことはない!と思いそうなものですが、実は、そこには深い闇があったのです。

まずは、外胚葉型の見分け方についてまとめたので、自分が『外胚葉型、中胚葉型、内胚葉型』どれに該当するのかを自身で診断してみてください。



外胚葉型の見分け方!主な特徴を知って自分を診断してみよう


外胚葉型を見分ける特徴は、主に2つあります。

  • 外胚葉系の体型・体質

  • 外胚葉系の性格

見た目からわかるものもあれば、体質や性格までも見分ける特徴として上げることができます。

まずは1発でわかる見分け方をご紹介しましょう!



外胚葉系の見分け方


これは、骨格の太さが、内胚葉型>中胚葉型>外胚葉型の順に太い…

ということと、

手首の太さは生まれつきであることを利用した外胚葉型の診断方法です。


①利き手ではない腕の手首を出してください。


②その手首をもう一方の手の『親指』『中指』掴んでください。


この時、親指と中指の状態をみます。

  • 余裕で重なれば、外胚葉型

  • なんとかくっつく程度なら中胚葉型。

  • 全くくっつかないなら内胚葉型。

つまり、参考写真は、親指と中指がくっつく程度で、やや重なる程度なので、やや外胚葉型よりの内胚葉型といえます。

ただこの方法にも欠点はありまして、もしあなた自身の手が平均な手よりも大きかったり、小さかったりする場合は、先にあげたようにはならないことも考えると万能な診断方法とはいえません。

なので、次に主な特徴も知っておきましょう。

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外胚葉系の特徴は? 体型・体質・性格


  • 背が高い

  • 細身である

  • 骨格が細く、脂肪、筋肉がつきにくい。

  • 皮膚、毛髪、神経系が発達している。

  • 汗をあまりかかない

  • むくみやすい

  • ストレスがたまりやすい

  • 頭の回転が早く、賢い人が多い

  • 感受性が豊かで、些細なことにも気づける


  • 性格は、感受性豊かで、些細なことにも気づくので、神経質になってしまいがちな方が多いようです。

    また、モデルのように長身で、細身の人が多い一方、脂肪がつきにくく、筋肉がつきにくいため、弱々しい見た目になってしまう人もいるようです。そして、それをコンプレックスに感じる人が少なくありません。

    男だとたくましい体に憧れる時期が一度はあるものでしょうし、女性でもすらっとモデルのようであればいいですが、弱々しくガリガリな見た目は嫌だと感じる方もいるでしょうからね。

    とはいえ、だからと言って、外胚葉型の人、全員が全員、ガリガリで弱々しいか?と言われると、そんなことはありません。


    それはなぜかというと、食事内容や、日頃の生活習慣によって変わるものだからです。そして、もし今、自分がガリガリで弱々しく、なんとかしたいと思っている人もいるかもしれません。

    安心してください。

    外胚葉型の方でも、筋トレや食事を工夫すれば体は作られていきます。


    続いては、外胚葉型の方の体づくりについて解説して行きましょう。

    別に自分は、外胚葉型ではあっても、ガリガリでもないし、気にならないや…という方もいるかもしれませんが、食事についても触れて行きます。そのため、今後の健康管理のためにも、読んでいただけると参考になるかと思いますよ( •̀ .̫ •́ )✧



    外胚葉型:筋トレの頻度は?はやく筋肥大させたい!


    外胚葉型の場合、他のタイプより筋肉がつきにくいことは確かなので、より精度の高いトレーニングが必要になってきます。また、それ以外でも、外胚葉型ならではの押さえておくべきポイントもあります。

    主に3つのことに気をつけましょう。

                    
    • 筋トレは集中して正しく行い、連続して行わない(睡眠も重要)
    • 太るために食事をする
    • 筋肥大を阻害させないように有酸素運動を行わない(行なったとしてウォーキング20分程度にする)

    当たり前に思う項目もあるかもしれませんが、外胚葉型の方は、『より厳密』に行っていく必要がありそうです。


    外胚葉型なので筋トレは集中して正しく行い、連続して行わない


    筋トレを正しく行う…というのは、外胚葉型に関していうと、

    • 正しいフォームで効かせたい筋肉に効かせる

    • 時間は1時間以内

    • 速筋優位となる筋トレを行う

    ということです。

    正しいフォームで効かせたい筋肉に効かせる

    正しいフォームで行うコツとしては、筋トレを始める最初の体勢をまず正しくしておくことです。

    腕立て、腹筋の時もそうですが、猫背だったり、体が歪んでいる状態から始めるのではなく、正しいフォームの姿勢をまずとってから、自分がどこを鍛えるつもりなのかを意識した状態で行いましょう。

    時間は1時間以内

    時間が1時間以内というのは、成長ホルモンの分泌のことを考慮すると、それ以上の時間をかけて筋トレを行っても、効率的な筋トレになりにくく、筋肥大が期待できないと予想されます。

    むしろ、長時間の運動は無駄にエネルギーを使うことになってしまい、鍛えるはずが、さらにガリガリになってしまった…となっては悲しすぎます。

    速筋優位となる筋トレを行う

    速筋が優位というのは、筋肉には、遅筋と速筋と大きく分けられ、速筋は大きくなりやすい筋肉で、体がでかくなります。

    そのためには、1セット10回〜15回で限界となる負荷をかけたトレーニングを3セット行うのが効率的とされています。


    連続して行わないというのは、筋肉の回復が、他のタイプの人に比べ、時間がかかるため、連日で筋トレをするのではなく、筋トレの頻度としては週2、3くらいに押さえておきましょう。

    部位別に分けて行うといい…という意見もありますが、部位を分けたとしても、補助的に筋肉は使うので、胸の次の日に、腕をする…というのはおすすめできません。せめて、上半身、下半身でわけるべきかと思います。


    で、トレーニングだけでは、体は大きくなってくれません。


    最も重要と行っていいのは、トレーニング内容よりも食事管理と言っても過言ではないでしょう。


    げげ!食事管理…なんだか小難しそうですよね…

    しかし!!!

    自分は外胚葉型だとわかり、それでいて現状、自分が嫌だと感じるくらい細く、体を大きくさせたいなら、体を大きくするための食事方法を知らねばなりません。


    厳密に栄養バランスを考えた食事を摂取していくことは、なかなか難しいと思ってしまうことでしょう。

    ただ、押さえるべきポイントさえ押さえておけばさほど難しいことではないので、次の章では、そのポイントを詳しく解説していきますね!

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    外胚葉型:太る食事方法とは?


    さて、では押さえるべきポイントとは、一体、何のことでしょう?

    それは、3大栄養素
    タンパク質・炭水化物・脂質です。

    クレアチンがどうこう、BCAAがどうこうとかはおいといて、まずこの3大栄養素は自分でコントロールするようにしましょう。

    では、具体的にどれくらい摂取する必要があるかを計算していきます。

    まずあなたの基礎代謝を計算します。

    ①基礎代謝
    自分の体重×【24】=基礎代謝

     (軽く運動する方や、運動量が多い仕事の場合)
    この基礎代謝×【1.375】=1日の代謝。

    と考えます。
    (【24】【1.375】は固定の数字)


    次に、②タンパク質
    あなたが摂るべきタンパク質がどれだけの量なのか?計算します
    計算式: 自分の体重×2.2g=あなたが摂るべきタンパク質摂取量(★)

    次に、そのタンパク質を摂取した場合のカロリーを計算します。

    (タンパク質1gあたり『4』キロカロリーに相当するとして、)
    あなたが摂るべきタンパク質摂取量(★)×4=タンパク質摂取によるカロリー


    ③脂質
    その次は、あなたが摂るべき脂質がどれだけの量なのか?計算します
    計算式: 自分の体重×0.9g=あなたが摂るべき脂質摂取量(●)

    次に、その脂質を摂取した場合のカロリーを計算します。

    (脂質1gあたり『9』キロカロリーに相当するとして、)
    あなたが摂るべきタンパク質摂取量(●)×4=脂質摂取によるカロリー

    これまでの結果から、次に炭水化物の摂取量を求めます。

    ④炭水化物
    1日の代謝 ー (【タンパク質摂取によるカロリー】+【脂質摂取によるカロリー】)=あなたが摂取するとよい炭水化物摂取カロリー

    炭水化物1gあたり『4』キロカロリーとして計算すると
    あなたが摂取するとよい炭水化物摂取カロリー➗4=あなたが摂取するといい炭水化物の摂取量


    以上の計算をすることで、あなたが摂取すべき3第栄養素の摂取量がそれぞれわかります。


    例 67キロ男性の場合

    代謝:1日に消費するカロリー
    67×24=1608キロカロリー
    1608×1.375=2,211キロカロリー

    タンパク質
    摂るべきタンパク質摂取量 
    67×2.2=147.4g

    タンパク質摂取カロリー
    147.4×4=589.6キロカロリー

    脂質
    摂るべき脂質摂取量 
    67×0.9=60.3g

    脂質摂取カロリー
    60.3×9=542.7キロカロリー

    炭水化物
    摂るべき炭水化物
    2,211-(589.6-542.7)=1078.7
    1078.7➗4=269.675g

    この男性が摂取すべき3第栄養素の摂取量
    タンパク質 147.4g
    脂質 60.3g
    炭水化物 269.675g

    計算するのは面倒な事かもしれませんが、一回計算してメモしておけば、当分計算する必要はないので、今すぐ計算することをおすすめします。

    そして、この計算式はあくまで基準であることを覚えておきましょう。

    どういうことかというと、
    この計算はあくまで一般的なものなので、あなた自身に完全に当てはまるものか?はやってみなければわからないものです。

    計算して出てきた摂取量をまずは守ってみて、自分の体型がどうなるか?観察する必要はあります。



    外胚葉型なので筋肥大を阻害させないように有酸素運動を行わない


    痩せやすい体質の外胚葉型の方は、有酸素運動を行うと、筋肉も脂肪も分解されやすいので注意が必要です。

    食事管理や正しく筋トレを行い、筋肉量を増やしながらいい体づくりに取り組んでいても、分解されてしまっては元も子もありません。

    特に外胚葉型にとって、脂肪も筋肉も増やすことが他の体質の人に比べて難しいのです。

    それゆえ、特に脂肪、筋肉の分解は阻止するように認識しましょう。

    減らすのは簡単、増やすのは難しいわけですから、外胚葉型の人にとって有酸素運動は、少し行う程度で良いものなのです。
    (一般的には20分程度でいいとされているようです。)





    外胚葉型をコンプレックスに思う人もいることでしょう…しかし、外胚葉型は実は『体づくり』においては、確かに大変かもしれません。

    しかし、実は、体づくりを終えて、維持する段階に入ると、他の体質に比べ維持しやすいのです。

    それはなぜかというと、やはり『食べても太りにくい』というのは、とてもすごいアドバンテージなんですよ。

    いまの世の中は、太りやすい食生活になっています。

    コンビニ、スーパーの惣菜、外食と見渡してみても、太る食べ物ばかりです。ヘルシーな料理など意識している人でしか食べることはできないのではないでしょうか?

    そんな『太りやすい世界』で、あなたは『痩せやすい体質』を備えているのです。

    そして、今、痩せすぎていると自分で感じるのは、正しい食事量を知らなかったからなんです。

    しかし、それはこの記事で学ぶことができたと思います。

    外胚葉型を悲観的に捉えるのではなく、ぜひ肯定的に捉えて『体作り』に励みましょう。




    注意:この記事は知識を得るためのものであり、効果を保証するものではありません。


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