ペットボトルを水筒代わりにするのは危険!絶対ダメな理由3つ

メタ坊
ペットボトルを水筒代わりに使うと便利だよね

トレ男
え?何言ってるの?ペットボトルを水筒代わりにするのは危険な行為なんだよ?

メタ坊
そんなこと言ったって、今まで何も害はなかったけどな…

トレ男
体験者でもあるチェルキーくんに聞いてみるといいよ


ども、ペットボトルを水筒代わりに使っていて腹を下したことがあるチェルキーです。

水筒を洗うのが面倒だったので、ある程度使ったら捨てて新しくペットボトルを買うというサイクル。自分としては楽チンでいい方法と考えていたのですが…

ある日、特に変なものを食べた覚えもないのに、腹痛、下痢に襲われたのです。原因をあげるとすれば、もう水筒代わりで使っていたペットボトルくらいしかありませんでした。

雑菌が繁殖するのは多少理解していましたが、そこまでの影響があるとは正直思っていませんでした、まさに、自分はそんなことにはならない…と思っていたわけです。


しかし、ペットボトルについた菌をバカにすることなかれ…

ペットボトルではありませんが、海外では長年使用していた口をつけて息を吹き込む楽器の演奏者がその口をつける部分に繁殖した菌を大量に吸い込み、お亡くなりになられた方もおられます。

ペットボトルを水筒代わりにするのは危険です。今回は、そのダメな理由をもう少し詳しく解説していきましょう。

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ペットボトルを水筒代わりにするのが危険でありダメな理由


ペットボトルを水筒代わりにするのが危険でダメな理由は大きく分けて3つあります。

  1. 雑菌が繁殖する

  2. 耐久性がなく、ペットボトルが溶け出る!?

  3. 入れてはいけない飲み物がある
この中でペットボトルを水筒代わりにするのがダメな理由としてもっとも大きいものは、雑菌が繁殖するからです。まずはここから解説していきましょう。



1.ペットボトルを再利用すると雑菌が繁殖する



ペットボトルは強度を維持するために凹凸があり、そのため、洗ったつもりでも、洗えていない箇所があります。再利用を繰り返すほど汚れがたまりやすく、不衛生になりがちです。

完璧に洗うのは無理:
そもそもペットボトルの口やキャップの細かい溝の部分も汚れが落ちにくく、菌が住み着きやすいです。

水筒専用のブラシでゴシゴシとやっても洗いきれませんし、私もそうでしたが、洗うと言っても水で「ジャブジャブ…」と中を軽くゆすぐだけの人が多いのではないでしょうか?

「ちょっとくらい汚れが残っていても大丈夫!」なんて考えはいけません。

なぜって雑菌はとてつもない速さで増殖しますので、ちょっとの汚れでもあればそれで私たちの体に害を及ぼすほど十分なほど増殖してしまうのです。




さらに、同じペットボトルを水筒代わりとして再利用を繰り返すほど次のようなことに繋がります。


同じペットボトルを再利用するのはNG!



同じ容器をずっと使い続けるとペットボトルに

  • 水垢

  • ぬめり
が発生し、カビや菌の増加につながります。

あなたがやっている行為:
飲んでいるときは気づいていないかもしれませんが、ペットボトルを再利用するということは、ぬめりや水垢がついたカビの温床となっているペットボトルに飲み物を入れる行為。

そして、その雑菌だらけの飲み物を飲んでいるということなんです。

そう考えると、ちょっと想像すると気持ち悪くなってきますよね。





しかもですよ…さらに、

  • 雑菌が増えやすい

  • 再利用することで雑菌がさらに増える

だけではないのです。持ち歩くことでも雑菌は繁殖します。

それはどういうことかというと…


持ち歩きながら飲むたびに、雑菌が繁殖する



持ち歩いて、喉が渇いた時にペットボトルの飲み物を飲む…つまり、口を付けて何回かに分けて飲むと、その度に、口の中の細菌や食べカスがペットボトルの中に入ります。

さらにさらに、ペットボトルは水筒に比べて保存性がなく、外の温度の影響を受けやすいものです。

そのため、菌が大好きな「水分・栄養・湿度」が維持されやすいので、飲みかけのままで持ち歩くと雑菌は、すごい勢いで増殖します。

実際のデータ:
この事は、データ上でも実証済みです。飲みかけの麦茶を24時間持ち歩くと、雑菌がおよそ90倍にもなるそうですよ!

雑菌を侮るなかれ!目に見えないだけに、まぁ、大丈夫だろう…と思いがちですが、そんなことをしていると私みたいに友達の結婚式に参列する…というような大事な日に腹痛になってしまったりしますよ(^_^;)





2.水筒のような耐久性がなく、溶け出る!?



何より、ペットボトルは使い切りのために作られているものです。

最近ではコスト削減のために「ペナペナ〜ッ」としている薄い素材のモノもありますね。何度も使うだけの耐久性はないので、水筒には不向き。確かに水分を入れて持ち歩くことはできます。

しかし、目に見えない部分で悪影響があるのです。

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例えば、次のような場面…

熱い飲み物を入れたり、凍らすと容器が劣化して危険


私の母は、「寒いから熱いお茶を入れましょう」とちょっぴりぬるめのドリンクを空のペットボトルによく入れてますが、絶対にマネをしてはいけません!

その理由は、2つです。

  1. 容器の口が狭く、やけどの危険性もある

  2. 熱いものを入れることで容器が劣化する

目に見えて縮みなどがなくても、ペットボトルが溶けていることもあります。さらに、容器を熱湯で解熱消毒することも同じ理由からNG行為です。

溶けでる成分とは:
ペットボトルの原材料には、健康被害になるようなものは使われていませんが…。加工する時に劣化防止剤として添加物を使っており、発がん性物質が含まれているので、健康のためにもやめましょう。

さらに、夏場は凍らせて、水筒代わりにされる方もいますが、冷凍庫で爆発する危険や、内容物が膨張しペットボトルの容器が劣化してしまうので、こちらもやってはいけません。






3.ペットボトルに入れてはいけない飲み物がある



ペットボトルは、お茶、お水、炭酸飲料とそれぞれに専用の容器があります。そのため、お茶のボトルに炭酸飲料を入れて持ち運ぶと、内部の圧が高まり、とても危険。

また、ちょっと前に健康ブームで「飲むお酢」が流行りました。お酢は酸なので、ペットボトルに入れると容器が溶けてしまうので、絶対にやめましょう。

これら3つの理由から、ペットボトルを水筒代わりにするのはダメなのです。とはいえ、「軽くて、丈夫そうなイメージが強いペットボトル」を水筒として利用できないなんて、残念ですね。



ペットボトルを水筒代わりにするのは危険であり、ダメであることを感じていただけたでしょうか?

とはいえ、水筒を買って洗うのって面倒だし…と思う方へお伝えします。
ペットボトルを水筒代わりにしても、結局は雑菌の繁殖を考えると洗わなければならないものです。(しかも、洗っても洗いきれてはいないという…)


ある程度使って使い捨てればいい…という感覚的なものも、これまで説明した通り、数時間で雑菌は繁殖しているので2日に渡って使用するものではありません。

つまり、衛生面を考えれば私たちが取れる選択肢は次の通りです。

  • ペットボトル飲料水を毎回買う

  • 水道水を飲む

  • 水筒を洗って使う
そして、経済的で現実的なのは、どうしたって『水筒を洗って使う』ということになりますが、ここは一工夫しましょう。

どういうことかというと、洗いやすい水筒を買うことです。

洗うのは確かに私も面倒ではありますが、手を突っ込めて開けるだけの水筒でマグカップを洗うような感覚で洗える水筒を購入するのです。

  • 洗うパーツが少ない

  • 洗いやすい

この2点を押さえて水筒を選びましょう。

そうすることで、衛生的で経済的に水分を摂取することが可能となります。




これらの情報を知る前、我が家は、全員ペットボトルを水筒として利用していたので、危険な行為であり、やってはいけないことだと知った時はなんとも驚きな内容でした。

同じように水筒代わりにされている方もよく見ますので、ぜひ教えてあげてください。口頭での説明は難しいでしょうから、この記事をシェアしていただいても大丈夫です。


水筒を洗うのは面倒だし、空のペットボトルなら飲んだ後の物を使うだけなので便利で、さらに1本の価格が安いので、利用したくなる気持ちもよく分かります。(実際、そう思っていたからこそ我が家も全員ペットボトルを水筒変わりにしていたのですから…)

しかし、私は腹痛を経験してみて、健康への被害を考えたらステンレス製の水筒を購入した方がいいと思い、ペットボトルを水筒変わりにするのは危険であり、ダメな行為と判断しやめたのです。

水筒といってもそこまで高いものではありません。むしろ、洗いやすい水筒を購入し、それを活用し続けることが習慣化すれば、ペットボトルを使い捨てながらたまに購入していくより、明らかに経済的です^^

最初は確かに、面倒でしょうが、あなたにもぜひペットボトルを水筒代わりに使うことを辞めることをオススメします。


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