メタ坊
冬でも熱中症になるのかな?
トレーナー
熱中症はいつの季節でもなる可能性があるよ
メタ坊
冬なら寒いから大丈夫じゃない?暑くないよ
トレーナー
冬は意外な落とし穴があるんだよ、チェルキーくんに詳しく解説してもらおう
冬でも熱中症になるのかな?答えはYES!冬でも熱中症になります。ども、最近、自分がもしかしたら軽い熱中症だったのでは?と疑っていたチェルキーです。
熱中症とは、脱水による体温上昇と、体温上昇に伴い臓器がうまく働かないこと。
そして、冬の熱中症は夏とは違う理由で熱中症になってしまうので、その点に注意して冬は過ごす必要があるのです。
今回は、
- 冬ならではの熱中症になる理由
- なるとどうなるの?冬の熱中症、具体的な症状とは
- これはやっておこう!冬の熱中症の予防策5選
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冬に熱中症になるなんて、意外な落とし穴ですよね…その落とし穴に落ちないために、冬に熱中症になる理由、症状を知り、予防策まで知っておきましょう。
Contents
冬でも熱中症になる理由
冬でも熱中症になる理由は、2つ
- 自覚症状がない脱水症
- お風呂の入浴
温泉大好きなチェルキーとしては、お風呂の入浴が理由に上がるのは見過ごせませんね!どういうことなのでしょうか?それぞれ解説していきます。
冬の熱中症、原因は自覚がない脱水症かも
自覚がない脱水症とは、かくれ脱水症ともいい、自分では気づいてないうちに体の中の水分が不足している状態になっています。
なぜそんな状態になるのか?というと、それは冬ならではの要因があるようです。
冬は他の季節よりも乾燥している
冬は湿度が他の季節より低く乾燥している季節、そのため、体の水分が急速に失われていきます。具体的にいうと、人間にとって快適な湿度50% に対し、冬の湿度は50%以下である場合が多いようです。
さらに室内になるとエアコンなど暖房器具の使用によりさらに乾燥してしまいます。また、昔に比べ建物の作りが原因でより乾燥するようになりました。これはどういうことかというと、
- 畳ではなく、フローリング
- 壁が減った
- 室内の密閉度が上がった
壁も昔の作りであれば、2DK、3DKでしたが、今では1LDK、2LDKであり、壁が減ってしまいましたが畳と同じく壁も多少の水分を含んでいたのです。
また、部屋の密閉度も昔の建物より上がっているので、窓を開けない限り、室内は乾燥する一方になります。
汗をかいている感覚が弱い
夏に汗をかく感覚はありますが、冬は汗をかいていてもあまりかいている感覚がありません。
そのため、汗をたくさんかく夏は気をつけて水分補給をしていても、冬になるとしない人が増えます。
また、自然に水分が飲みたくなるのも、夏だと結構飲みたくなりますが、冬だと飲み物も暖かいためか、そんなに水分を摂りたい欲求が湧いてこない人も多いのです。
特に車に乗っているときは気をつけたい状況です。
直射日光で暖かくなった車内、暖かいと感じている一方で、暖かくなりすぎている場合、あなたは気づいていないかもしれませんが、汗をかいています。そして、車内だと水分を持ち込んでいない場合、水分補給ができないのです。
実際に次のようなニュースもあります。
東京都内に住む60代の会社員の男性は昨年11月、軽度の熱中症と診断された。コートを着たまま水分を取らず約2時間、車を運転。
車内は暖房が効いていたが、「少し暑いな」と感じる程度だったという。帰宅後に手が震え、頭痛がひどくなったため、近所のクリニックを受診した。
「運転中に異変はなく、まったく気がつかなかった」と男性は振り返る。
引用:産経ニュース
風邪などの病気になりやすい
風邪になりやすい季節といえば、冬ですよね。風邪以外にも体調を崩しやすい季節です。
もしそうなってしまい、下痢や嘔吐した場合は、水分が多く失われてしまいます。
これらの要素からいつのまにか、体内の水分が不足し、かくれ脱水症に落ちていて、熱中症になっている場合があります。
冬の熱中症はお風呂が原因かも
寒い冬は、あったかいお風呂に入るととっても気持ちいいですよね。特に暑いお風呂!冷えた体が一気に暖かくなります。
しかし、このとき、汗を一気にかいていることに実感はないでしょう。体は一気に体温が上昇している中、気持ちいいなぁと思っていても、汗をかいて気持ち悪い…とは思っていません。
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夏には熱いお風呂に入らない人も、冬にはお風呂を熱くする人もいるほどです。
熱いお風呂に入り、体温が急上昇し、さらに、汗をかいて大量の水分を排出していますので、冬のお風呂で熱中症になる可能性があります。
冬の熱中症、具体的な症状とは
熱中症になると様々な症状がみられます。
- めまい、立ちくらみ、顔の火照り
- 筋肉痛や筋肉の痙攣
- 体のだるさ、吐き気
- 強い眠気
- 体温が高くなる
- 皮膚の異常、カサつき
- 気を失う
- まっすぐ歩けない
- 頭がおかしくなる
症状として、『強い眠気』があるのは驚きかれる方がいるかもしれません、日中の眠気に悩まされている方は、もしかしたら軽い熱中症なのかもしれませんね。
では、次に熱中症の予防策を解説していきます。冬の熱中症はちょっとしたことで防げることばかりで、すぐに取り入れられます。
サクッと実践してしまいましょう。
冬の熱中症の予防策5選
室内の湿度を60%にする
乾燥する冬には、加湿器をつけることで熱中症を予防できます。また、加湿器以外でも加湿することは可能です。
まず室内よりは外の方が湿気があるでしょうから、換気をすること。
他にも、
- 観葉植物を置く
- 洗濯物を干して置く
- マグカップにお湯を入れて近くに置いて置く
- 保湿タイプのマスクをする
また、乾燥しないよう、気づけば口を開けてるという人は、口は常に閉じるように心がけましょう。
こまめな水分補給
私たちが1日で排出する水分の量は以下の通り、
汗と呼吸:約1リットル
尿:約1.5リットル
つまり、2.5リットルほど水分を排出します。
脱水症状が出てしまう原因は、体内に必要な水分の量が、体の外に出す水分量を上回った時です。なので、1日に2.5リットルは水分を摂取する必要があります。
食事により、だいたい1リットルは水分を摂取していますので、残り1.5リットルを分けて摂取しましょう。水は一度に吸収できる量が決まっているので、口に軽く含む程度で、ちびちび飲んで行くのが理想的です。だいたいコップ1杯で200mlなので、5〜6杯は飲むようにしましょう。
適切な服装
冬の寒さ対策のためとはいえ、着込みすぎると熱中症になってしまいます。冬は寒さを感じない程度の服装を心がけましょう。
寒いのが嫌で、ちょっと暑いくらいがちょうどいいと考えている方もおられるかもしれませんが、冬は汗をかいている感覚が弱い季節ですので、どうしても着込みたい時は、水分補給に気をつけることはもちろん、カーディガンなど脱いだりできるものを着ておいて、ちょっと暑いと感じたら脱ぐようにしましょう。
入浴時のお風呂は40度
熱いお風呂に入ると、急激な温度上昇が起こり、汗もたくさんかきます。設定温度は40度にしておきましょう。
とはいえ、40度ではぬるすぎるから嫌だ!と思う方は、
- 入浴前後に水を軽く飲んで置く
- なるべく40度に近い温度にする
- 長湯はしない
健康的な体を作る
健康的で丈夫な体をしていれば、熱中症にはなりにくいものです。現代人が不足しがちなタンパク質を摂るなど、バランスの良い食事を心がけ、適度なトレーニングを行うことが熱中症対策にもなります。
冬に熱中症になりやすい高齢者と子供
冬に熱中症になりやすいのは高齢者と子供です。
それはなぜかというと、体内の水分量が、子供は70%、大人は60%、高齢者は55%であるためです。
子供は、体内に水分量が多く、それだけ必要としている水分量が多いので、水分不足に陥りやすいため。
高齢者の場合は、そもそも水分量が少ないので熱中症になりやすいです。
高齢になると熱いお風呂が好きになる理由:高齢になると温度に鈍くなります。そのため、相当熱くしないと暖かいと感じなくなってしまうのです。
その結果、お風呂に入るときに、50度近くまで温度をあげて、その上長湯をしてしまう人がいますが、とても危険な行為といえそうです。実際、入浴時に意識を失い、そのままお亡くなりになられた方もいるほどです。
その結果、お風呂に入るときに、50度近くまで温度をあげて、その上長湯をしてしまう人がいますが、とても危険な行為といえそうです。実際、入浴時に意識を失い、そのままお亡くなりになられた方もいるほどです。
子供をもつ親、高齢者の方は注意が必要ですね。
冬に熱中症になるとは、意外な落とし穴ですよね。ただ、解説した予防策をみてみてもさほど難しいことではありません。
もはや知っているか?知らないか?くらいの話です。なので、ぜひ周りの人にも冬の熱中症について教えてあげましょう。
私は、最近、コーヒーをよく飲むのですが、コーヒーだと水分が吸収されにくく、そのまま尿として出てしまいやすいそうです。なんだか眠くなることが増えたなーと思っていたんですが、これは水分不足からくる軽い脱水症だったのかもしれませんね。
コーヒーと一緒に常温の水も飲むようにしたら、日中の眠気があまり来なくなりました。昼ごはんの後の眠気はどうにもなりませんでしたけどねw
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