メタ坊
なんだか歯茎が痛いなぁ
トレーナー
歯磨きのやりすぎなんじゃない?
メタ坊
1日3回、丁寧にやってるけど、やりすぎではないでしょ?
トレーナー
やり方に問題があるのかも、チェルキーくんに詳しく解説してもらおうね
ども、歯磨きをきちんとすることが人生の質の向上になると思っているチェルキーです。きちんと歯を磨いているのに「歯茎が痛む」又は「口臭が気になる」と言うお悩みをお持ちの方も多いでしょう。
いつまでも健康な自分の歯を維持するためには、正しい歯の磨き方をすることが、とても大切です。なぜなら歯磨きは、毎日2,3回行うだけにやり方を間違えると取り返しが付かない事が起きてしまいます。
そこで今回は、歯磨きのやりすぎによるトラブルや、対策方法について解説しましょう!
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Contents
歯磨きのやりすぎ、歯茎の痛み、虫歯、口臭につながる
歯医者さんの「キーン…」という歯を削る音ってとてもイヤですよね!僕も大の苦手です。
そんなことにはならないよう、虫歯予防のために、ゴシゴシと丁寧に力を入れて磨く方もいることでしょう。
また、口臭対策のために1日に5回も6回も歯磨きをされる方もいルカもしれませんね。
しかし、実はこれ…完全に歯磨きのやりすぎです!お口のトラブルにつながるのでどちらも絶対にやめましょう。
なぜかと言うと、歯磨きのやりすぎにより、
- 歯茎を痛めてしまう
- 唾液の働きを弱める
- 歯のエナメル質を削り取る
なぜ、歯磨きのやりすぎはいけないの?
自分では、きちんとお手入れをしているだけに「歯磨きのやりすぎ!」と言われても納得できませんよね。おそらく同じような経験をお持ちの方が多いと思います。
しかし、歯磨のやりすぎは、以下の4つの症状につながるので気を付けましょう。
- 気付かずに歯肉を強くこすってしまい、歯ブラシとすれることで歯茎の痛みにつながります。
- 歯肉が下がり、歯根が露出してしまうので知覚過敏として歯茎の痛みが出ます。
- 歯肉が下がってしまうと歯茎の部分の象牙質が剥き出しの状態になるために虫歯になりやすいです。
- 歯の表面を保護しているエナメル質を削りとってしまいます。
私の友人も歯磨きのやりすぎにより、様々なトラブルを抱えてしまいました。
磨きすぎが原因で知覚過敏となり、歯科を受診した時に、
「一度、歯茎が下がってしまうと元には戻せないです。さらに、下がった部分に歯垢が、たまりやすくなるので虫歯や歯槽膿漏の原因になります。」と言われたそうです。
こうなってしまうと、「過ぎたるは、及ばざるがごとし」という言葉通り。「ガーン!」とショックを受けてからでは、後の祭りにしか過ぎません!
その上、歯磨きのやりすぎは、唾液にまで影響を及ぼします。
唾液の分泌低下も虫歯や口臭の原因になる
唾液の分泌と虫歯や口臭って関係しているのでしょうか?
唾液って普段、意識していなだけに「どのような働きをしているのか?」については、謎ですよね。そこで、唾液の役割について簡単に見ていきましょう。
唾液は主に、
- 胃腸の消化を助ける
- 歯の表面に付いた汚れを洗い流す
- 虫歯を予防する
- 虫歯になる一歩手間への歯を健康な状態に戻す
- お口の中の粘膜を傷が付かないように守る
- 殺菌・抗菌する
そのため、歯磨きのやりすぎは口内環境を守る上でも逆効果です。なぜなら、せっかく分泌された唾液も一緒に洗い流してしまうからなんですね。
歯磨きのやりすぎで唾液が減ってしまうと、
- 歯に付いた汚れをきれいにする力が低下し、その結果食べカスが付着したままになり虫歯の原因そして口臭にもつながります。
- 歯周病の原因となる菌を殺す力がなくなります。そのため歯茎が炎症を起こし、たまったプラークにより口臭が発生します。
- 粘膜を保護できなくなるために、歯磨きのやりすぎによって歯茎に傷が出来やすくなり痛みの原因となります。
唾液そのものが、決してきれいなイメージがないだけに、この働きぷりには、正直驚きました!
しかし、そういえば、私の友人も歯医者さんに「唾液が少なすぎるからこんなに虫歯が多いんですよ!」と言われたと言っていました。こういう意味だったんですね!
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こうしてみると、口臭や歯茎の痛みと虫歯を予防するためには、
- 唾液を多く分泌させること
- 正しい歯磨きのコツをマスターすること
虫歯や口臭予防のために唾液を増やす方法
口臭対策や虫歯予防には、唾液の働きが必要なことが分かりましたね。そこで唾液を増やす方法をご紹介して行きます。
- こまめな水分補給をすること。
- ガムを噛むこと。
- 食事の時にゆっくりと食べてさらに、しっかりと噛むこと。
- 唾液腺を刺激するために意識して舌を動かすこと。
- 舌下線、顎下線、耳下腺に唾液を作る線があるので、この部分をマッサージにより刺激してあげること。
実は、唾液線も30代をピークに老化していくようです。
そう言えば、お年寄りが、「つばが出ないから最近、飲み込みづらいわ。」と医師に相談しているのを何度か耳にしたことがあります。
予防策や対処療法として生活の中に唾液を増やす工夫を取り入れてみては、いかがでしょうか?しかも、ちゃんと噛むと「お腹がいっぱい!」と脳が感じやすくなるので、ダイエット効果まで期待できるんですよ!
私の場合:
そういう私も、日頃忙しいのでついつい「モグモグ….」と噛んで、ゴックンと飲み込んでしまいがちなことに気付きました。早速、しっかりと噛む事を意識しながら食事をしようと思います^^
そういう私も、日頃忙しいのでついつい「モグモグ….」と噛んで、ゴックンと飲み込んでしまいがちなことに気付きました。早速、しっかりと噛む事を意識しながら食事をしようと思います^^
そして、何より歯を健康的に保つためには、次のことを知っておかなければなりませんよね!
意外に知らない正しい歯の磨き方
行き着く先は、やはり「正しい歯の磨き方」をマスターすることです!
★歯ブラシ選びもポイントの1つ!
毛先の部分が柔らかく、コンパクトなタイプがおススメです。
★歯ブラシは、鉛筆持ちをしましょう。
余計な力が入らないので歯茎を痛めることなく、しっかりと磨けます。
★歯磨きのポイント4つ
- 1つの歯を20回程度、5〜10mm幅で小刻みに歯ブラシを動かして磨くことです。
- 毛先を歯の表面にしっかりと当てましょう。
- 軽い力で歯ブラシを動かすことが、とても大切です。
- 3食の食事の後に磨くだけで大丈夫です。
少し歯磨きがめんどくさいと思う方へ:
ただ、洗面所でずっと立ったまま磨くってちょっと苦痛ですよね!そこで、私は夕食の後にリビングでTVを見ながら歯磨きをしています。座りながら磨けるのでとっても楽ですよ。
ただ、洗面所でずっと立ったまま磨くってちょっと苦痛ですよね!そこで、私は夕食の後にリビングでTVを見ながら歯磨きをしています。座りながら磨けるのでとっても楽ですよ。
さらに、歯と歯の間の汚れを歯ブラシだけで落とすことは実は不可能なんです。そこで、ぜひ歯間ブラシやデンタルフロスを使いましょう。見えない汚れをしっかりと落とせるのでおススメですよ。
汚れが落ちたかどうかは、舌で歯の表面を触ってチェックしましょう。
- ざらつきやヌメリがある時 → しっかりと落とせていないのでNG!
- 滑らかな舌触りの時 → きちんと落ちているのでOK!
歯磨きのやりすぎで、歯茎の痛みや虫歯、口臭などのトラブルが起きる原因は、
- 強く磨くことで歯茎が下がり、知覚過敏が起きるためです。
- 歯のエナメル質がすり減ってしまい虫歯になりやすくなるためです。
- 新しく分泌された唾液がなくなってしまい、口内の殺菌や消臭ができないので口臭や虫歯が発生しやすくなるからです。
もちろん定期的に歯科で歯や歯茎の状態を検診することもとても大切ですよ。
行くのが面倒臭いと思いつつ、私自身も3ヶ月に1度検診を必ず受けています。歯科衛生士さんに歯のお掃除をして頂けるので、終わった後はとても気持ちがいいです。
歯医者さんと聞くと「痛い&怖い!」イメージがあるので行きたくないですよね。でも我慢するのは、ちょっとの時間です。ご自分の歯のため、早速、歯医者さんにデンタルチェックの予約を入れましょう!
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